私は某webサイトでブログ専門のライターをしていた者です。
その名もvivi、「うつ病vivi」という名でブログを書いていました。
就労継続支援事業所A型から一般職へ再就職が決まったことでA型事業所を卒業・・したのですが失敗し挫折。現在に至ります。あれから2年、頑張って生きています。泣いたり笑ったり怒ったり沈んで悲しくなったり。立ち直ることをあきらめていました。
だけどやっぱりあきらめたくなかった。
もう一度もう一度、今度こそ今度こそ立ち上がりたい。
そう思ってきたけれど、もう無理だということがわかったのです。
うつ病と診断されて約14年。長い年月潜伏していたことで人前に出ることが怖くて人が居るところに居れなくなりました。人が怖い。人の目が怖い。人が居ると緊張して体が震え、手が震え、私以外誰にも聞こえない話し声。全てが私のこと。聞こえた話を話しても誰もわかってくれない・・。孤独。底知れない不安。
うつ病は治らないのだと最近思うようになりました。
一度うつ病になったらずっとうつ病。うつ病には軽度・中度・重度・大うつ病とあります。私は中度〜重度の間でした。診断から十年位経った頃でしょうか?自分では寛解したつもりでした。だけど違った。違いました。全然でした。確かに声を出して笑えるようにはなっていました。しかし、その反面落ち込み方が半端ではないからです。そうあの頃と同じ。涙が次々と溢れてきて涙がふいてもふいても涙が枯れない。体は固まって動かない。悲しみが次第に怒りに変わる。するとたまらなく息が苦しくなり頓服薬を飲み漁りOD。
A型事業所から一般職へ就職したとお話しましたね。そのときのことを少しお話します。あの頃、毎日にっちもさっちもいきませんでした。障害者枠で入職したのですが、そこは忙しすぎて障害者に対しての理解がまったくなくて、どちらかというと厄介者扱いだったような気がしていました。始めの1か月は頑張ってついていき必死で仕事を覚えて走り続けていたのですが段々おかしくなって、ついには出勤できなくなりました。毎日毎日悔しくて泣くばかり。「自分が悪い」「どうしてこうなるの?」「どうして?」「どうして私の身体は動かないの?」「誰か助けて!」誰にも相談できないまま結局3か月で退職しました。
つくづく思いました。
うつ病を克服するには、うつ病という精神障害と付き合っていくには欠かせないことがあります。それに私はやっと気づきました。それは「友達」。私には友達がひとりもいません。こんな私を理解してくれる身近な人もいません。しいてあげれば母親。ただひとり。友達は本当に大事です。いない私が言うのだからほんとに絶対そうなんです。そして身近な家族も必要です。つまり心の支えになる人。でないと心が折れたときどん底から救い出してもらえません。私の場合、唯一母親が居てくれたから救われたようなものです。
そんな母親に感謝しつつ、私は再び「うつ病vivi」と名乗りブログを書いていこうと思います。今度はフリーでボチボチ気のくままに。心の中の声をつぶやかせてください。
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