普通とはなんだ?

スーパーで買い物をしている時に あるものが目に付いた

それは自分で作るタイプのポップコーンだ

何を思い立ったのか、僕はそのポップコーンをおもむろに取り、家で作ることにした

大きなお鍋に油を敷いて、ポップコーンの種と塩を少し

火にかけると程なくしてポップコーンが弾ける

“もう全てポップコーンになったかな?”と思うも、僕はとてもネガティブだ

蓋を開けた瞬間に弾ける子がいるのではないかとたじろぎ、余分に火を掛け不意の事態に備える

完成したポップコーンをお皿に開けるとそれはそれは綺麗に出来上がったポップコーンが顔を広げた

その反面、あれだけ余分に手を掛けたのにも関わらず、弾けないポップコーンがあったのだ

それを見た時に

“コイツは負け組だな”

と思ったのと同時に、うつ病である自分も正にコイツと同じなのか?という気持ちがよぎった

あの時どうすれば良かったのか

世の中のレールに乗っているものだけが幸せなのか

そんなことを考えながら

僕は弾けなかったポップコーンを噛んだ

まるで 僕にもきっと価値があるようにと

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